2017年05月01日

神秘的な「青の洞窟」をシュノーケリングで探検!

暗い洞窟の中で、ブルーに美しく妖しく輝く水面。 沖縄本島・真栄田岬にある「青の洞窟」は、イタリア・カプリ島のそれに勝るとも劣らない美しさで話題のスポットです。 近年は青の洞窟をひとめ見ようと岬の下から海の中まで行列ができるという人気ぶり。 真栄田岬の青の洞窟を満喫するならシュノーケリングがおすすめ。息継ぎがいらず、小さなお子さんから泳ぎの苦手な方でも楽しむことができます。 洞窟が青く輝く理由から、ツアーの選び方、必要な道具まで詳しくご紹介しましょう。

 

青く光る海の秘密

青い海

イタリアのカプリ島にある「青の洞窟」は世界的な観光地として知られています。海水の侵食によってできた洞窟内の海面は、神秘的なブルーの輝きを見せてくれるのです。
 
太陽光、いわゆる虹の七色のうち、青以外の色は水の中で吸収されてしまいます。
残った青色の光線が水中で散乱し、かつ石灰岩質の白い水底に反射することで、海の青さとはまた違う独特の輝きを帯びたブルーになるのです。
 
洞窟に差し込む光の角度も重要。さまざまな条件が重なってできる奇跡的な風景と呼べるでしょう。
 
実はこの青の洞窟、イタリアだけの絶景ではありません。日本にも上のような条件を備えた、青の洞窟と呼ばれるスポットがいくつかあるのです。
 
たとえば北海道・小樽、岩手の浄土ヶ浜、静岡の堂ヶ島、鹿児島の加計呂麻島、そして沖縄の真栄田岬(まえだみさき)です。
 
 

魚とたわむれ、雄大な景色に心打たれる真栄田岬

 
沖縄本島・恩納村にある真栄田岬は、青の洞窟の美しさはもちろん、那覇空港から車で約1時間というアクセスのよさでも人気です。
 
岬の展望台から眺める海原は雄大のひとこと。青の洞窟めぐりを体験する時間がない方も、岬からの眺めだけは楽しんでおきたいものです。
 
青の洞窟探訪はダイビングかシュノーケリングで。夏の観光シーズンはもとより、ウェットスーツがあれば冬でも大丈夫です。
 
洞窟そのものの素晴らしさはもちろんですが、クマノミやチョウチョウオ、ツバメウオといった海の仲間たちに出会えるのも魅力。洞窟内ではリュウキュウハタンポが群れをなしています。
 
おすすめはライセンスのいらないシュノーケリング。泳ぐのが苦手な方、数年ぶりに泳ぐといった方でも大丈夫です。
 
ただし、足がつかない深さの場所がありますし、海にいる危険な生き物やシュノーケリングの知識も必要です。インストラクター同伴の青の洞窟専用ツアーに参加するのが最も安心できる方法なのです。
 
 

青の洞窟でシュノーケリングを楽しむために

魚の大群

真栄田岬で青の洞窟シュノーケリングを楽しむなら、各マリンショップの主宰するツアーに参加するのが手軽。

必要な道具をレンタルでき、シュノーケルの使い方をはじめ、海で安全に楽しく過ごすための知識も教えてもらえるからです。
 
典型的なツアーの流れは、

ショップに集合・着替え→陸上でのレクチャー→海に入ってのシュノーケル練習→青の洞窟で遊泳→シャワーを済ませて着替え

といった内容。
 
魚の餌付けといった独自メニューを用意しているショップもあります。
 
ショップ集合のツアーに対し、現地集合のツアーは比較的割安ですが、シャワーやロッカー使用料が別途必要になります。
予算や利用しやすさを考慮して選んでみてください。
 
青の洞窟へのアクセスはツアーによって異なり、岬の下から海岸沿いに進む方法と、港からボートで乗り付ける方法の二通り。
岬の下からのルートは、浅い水深から徐々に海に慣れていくことができるのでシュノーケリング初心者におすすめ。
混雑を避けてエントリーできるボートからのルートはハイシーズンに向いています。

岬の下に出る階段から青の洞窟までは岩場が続きます。
 
ケガ防止のため水着の上からラッシュガードを着用し、脱げにくく丈夫なアクアシューズを履いておきましょう。
シュノーケルとマスク、ライフジャケット、ヘッドライトなどはショップでレンタルできます。

 

用具一式と一定の技量がある方なら、ツアーに参加せずご自身でシュノーケリングを楽しむことができます。
 
真栄田岬は公営駐車場や公衆トイレといった施設が整っているので、個人でエントリーしやすいスポットです。
 
ただし、風や波が強く「遊泳注意」の指示が出ている時はインストラクター同伴でなければ海に入れないので、気象情報をこまめにチェックしてください。

 

技量に合わせて楽しめる真栄田岬で、神秘的な青の洞窟をぜひ目の当たりにしてみませんか。
 
それでは、よい旅を!

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Writer紹介

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宮脇 直

アメリカンフットボール専門誌『Touchdown Pro』編集長を経て、2016年夏よりフリーランスのライター兼編集者として活動中。