プラグインAddQuicktagの設定方法と使い方を解説していきます。
AddQuicktagは登録したテキストを一瞬で記事に入力できるようにするプラグインで、超便利。
WordPressブログ初心者の方はもちろん、記事執筆速度をUPしたい方は是非参考にしてみて下さい。

先にこの記事のポイントを述べます。
- クイックタグの追加と削除はやろう!それが98%!
- 他は正直デフォルトのままでもOK。

本文ではもっと詳しく説明していきますので、ぜひ読んで下さいね~!
AddQuicktagは登録したテキストを一瞬で入力できるようにするプラグイン。

AddQuicktagは登録した文字列を、ボタン一つで一瞬で記事に入力できるようにするプラグインです。
例えば「XXX325-KIJINX654」みたいな複雑で手入力するのが面倒くさい文字列でも、一度登録さえしてしまえば後はボタン一つで呼び出せるように。
ショートコードやよく使う定型フレーズなどを登録しておく事で、記事執筆のスピードを劇的にUP出来るプラグインなのです。
AddQuicktagの設定方法を解説!
①「プラグイン」→「新規追加」で「AddQuicktag」と検索し、AddQuicktagをインストールして有効化します。
②WordPressダッシュボード画面で「設定」→「AddQuicktag」か「プラグイン」→「AddQuicktag」→「設定」と進みます。
③AddQuicktagの設定画面に進みますので、以下の設定項目ごとに順番に解説していきます。
- クイックタグの追加と削除
- デフォルトのクイックタグを非表示にする
- 拡張コードクイックタグボタン
- エクスポートとインポート
クイックタグの追加と削除
AddQuicktagの設定画面では、「クイックタグの追加と削除」という項目が一番上にあり、これが一番重要でよく使います。

というか、これだけやっておけばとりあえずOKと言っても過言ではないです、ハイ。
赤い点線で左右に分割していますが、以下「左」と「右」の部分で分けて解説していきます。

まず左の部分。

入力項目が多いので表にて解説します。
①ボタン名 | 登録したテキストを呼び出す際のボタン名です。 登録内容が分かるものが無難。 |
②ダッシュアイコン | ボタン名の左側に表示されるアイコンです。右側のメーターのようなボタンから選択します。 別に選択しなくてもOKな項目。 |
③ラベル名 | ボタンにカーソルを合わせている時に表示されるラベルです。 こちらも入力は必須では無い。 |
④開始タグ | 登録するテキストの前半部分です。 前半と後半に分けない場合は、こちらの開始タグのみ入力します。 |
⑤終了タグ | 登録するテキストの後半部分です。 例えば装飾のボックスや吹き出しなど、文字列を前後で囲む必要のあるものは開始タグと終了タグ、両方を登録する必要があります。 |
⑥アクセスキー | ブラウザがインタネットエクスプローラで、OSがWindowsの場合、こちらに登録したアクセスキー+Altで、そのテキストが入力できます。 つまりボタン要らず、という事。 |
⑦順番 | AddQuicktagでは、文字列を何個でも登録できます。 記事編集画面でそのボタンを何番目に表示するか、その順番を指定する項目です。 |
基本的には①のボタン名と④の開始タグ、必要があれば⑤の終了タグを設定しておけば大体の場合はOKです。
右の部分は、登録したテキスト呼び出すボタンをWordPressのどこに表示するかを決める部分です。
結論的には、一番右の赤く囲った部分にチェックを入れて保存すると全部が選択された事になるので基本はそこを選びます。

それぞれがどの部分を表しているのかを箇条書きにて示しておきます。
- post:投稿の編集画面
- page:固定ページの編集画面
- attachment:メディア編集ページ
- wp_block:ブロックエディタ
- comment:コメント編集画面
- edit-comments:コメントのクイック編集
- widgets:サイドバーのウィジェット
「クイックタグの追加と削除」はAddQuicktagを導入するなら絶対やりたいですし、その為にAddQuicktagを導入するのだと思います。
デフォルトのクイックタグを非表示にする
ここはもともと記事編集画面にある下記のようなタグボタンを表示にする設定を行います。

ここにある(↑)全てのボタンを消せるのではなく、以下に箇条書きで示すボタンについて消すか残すかを決める事が出来ます。
(デフォルトは全て残す設定であり、デフォルトのままでOKです)
- b(strong)
- i(em)
- link(link)
- b-quote(block)
del(del)- ins(ins)
- img(img)
- ul(ul)
- ol(ol)
- li(li)
- code(code)
- more(more)
- close(close)
- fullscreen(fullscreen)
拡張コードクイックタグボタン
こちらはプログラム言語のコードを記事内に示す時にハイライト表示するための機能です。
上級者向けなのでここでは説明を割愛します。
エクスポートとインポート
ここは他のWordPressブログでも、今のAddQuicktagの設定を使いたい場合に使用します。

エクスポートファイルのダウンロード(①)をクリックするとPCに現在の設定がダウンロードされます。
現在のAddQuicktagの設定を適用したいWordPressブログにログインし、AddQuicktagの設定画面に進み、②のファイルを選択をクリック。
先ほどダウンロードしたファイルを選択したら、最後に③のファイルのアップロード・インポートをクリックし、設定を移していきます。
AddQuicktagの使い方を解説!
①AddQuicktagをインストールして有効化、ボタンの登録を済ませると記事編集画面に「Quicktags」が出現します。

②Quicktagsには登録したボタンが並んでいます。
「開始タグ」と「終了タグ」を設定しており、文字列をショートコードなどで挟みたい場合は、その文字列を選択した上でボタンをクリック。

選択したテキストの前後にショートコードが↓

③開始タグのみを設定しているボタンについては、好きな場所にカーソルを合わせてボタンをクリックすれば登録している文字列が入力できます。
アドセンスなどの広告もAddQuicktagで貼れるが要注意。
AddQuicktagでは様々な文字列を登録し、ボタンで一瞬で張り付ける事が可能です。
ただ、アドセンスやその他ASP広告をAddQuicktagで記事内に貼り付けるのは注意が必要です。
広告コードはASP案件が終了すれば無効になってしまいますし、別のものに張り替えたくなる時があります。
そんな時、AddQuicktagに直接広告コードを登録していると、後から記事内に貼られている広告コードを手作業で修正する必要があり非常に手間です。

ですので、AddQuicktagで広告を貼る時は、一旦Advanced Adsなどのプラグインやテンプレートの広告コード入力欄に広告コードを登録。
その結果取得したショートコードをAddQuicktagに登録し、クイックタグ機能で張り付ける事をおすすめします。
今回の内容は以上となります。

最後まで読んで頂きありがとうございました!