WordPressブログで広告を簡単に表示するプラグインAdvanced Adsをご存知でしょうか?
この記事ではAdvanced Adsの設定方法と使い方、広告が表示されない時の対処法などについて解説していきます。
詳細に解説していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

Advanced Ads…?

今からしっかり説明してあげるから安心して!
Advanced Adsとはどんなプラグイン?

Advanced Adsとはアフィリエイト案件の広告コードを登録すれば、それを短いショートコードを使ってどこでも呼び出せる超便利なプラグインです。
アフィリエイト案件の広告コードと言いましたが、別に自分が画像を使って作ったオリジナルバナーなどでもOKで、非常に幅が広いのも嬉しいところ。
概して広告コードというのは意味不明な文字の羅列なので、それをテキストモードで記事内に直接コピペするのは非常に効率が悪いです。
また、広告コードをそのまま記事内にコピペしている場合、後から別のものに貼り変えるのも一苦労。
Advanced Adsならショートコードを貼る形で広告を設置するので簡単で効率的ですし、登録している広告コードを変える事で対応するショートコードで表示されている広告をすべて一瞬で別のものに変える事も可能です。
Advanced Adsは広告を記事内に設置するのに大活躍するプラグインなんですね!
Advanced Adsの設定方法&使い方。
Advanced Adsの設定方法と使い方について説明していきます。
端的に言うと「広告コードを登録して、出来た上がったショートコードを好きな場所に貼るとそこに広告が表示される」という事ですが、細かいところまでしっかり解説していきますね。
Advanced Adsは大きく分けて
- Googleアドセンス
- その他ASP広告
で使い方が微妙に違うと言えば違うので、ここからの解説もGoogleアドセンスとその他ASPで分けていきます。
Googleアドセンス
GoogleアドセンスとAdvanced Adsの紐付け。
GoogleアドセンスとAdvanced Adsを紐付けると、Googleアドセンスで作成した広告コードをWordPressブログの中で呼び出して、一瞬でAdvanced Adsに登録する事が出来るようになります。
また、アドセンス画面を見なくてもAdvanced Adsの画面でそのブログのアドセンス収益が見れるようになります。
①まず「プラグイン」→「新規追加」で「Advanced Ads」と検索し、インストール&有効化しましょう。
②ダッシュボード画面で「Advanced Ads」→「設定」と進みます。

③「広告の詳細設定」という画面に遷移するので、「AdSense」タブを選択し「Connect to Adsense」をクリックします。

※「AdSense」以外にもタブはありますが、「一般」以外は有料版と絡んでくるものばかりなのでとりあえずスルーでOKです。
※「一般」タブについては基本的にはデフォルトの設定で問題ありません。余裕が出てきたらいじってもOK。
※まだアドセンスアカウントが無い&Googleアドセンスをやってみたいという場合は下記記事を参考にしてアドセンスの審査を通過しましょう!
④「wpadvancedads.comがGoogleアカウントへのアクセスを求めています」と表示されますので、「続行」をクリックします。

⑤自動的にGoogleアドセンスとAdvanced Adsの紐付けが完了します。
下の方にスクロールして「このページに設定を保存する」をクリックして完了です。

Advanced Adsで使用するGoogleアドセンスの広告コードを取得する。
当然ですがあらかじめGoogleアドセンスで広告コードを作成しておく必要があります。
広告コードには名前を付ける事が出来ますが管理しやすい名前が良いです。
「ブログ名|1つ目のh2の上|PC」や「ブログ名|記事の最後の部分|スマホ」みたいな感じがオススメです。
⑥次にGoogleアドセンスの広告コードをAdvanced Adsの中に登録していきましょう。
「Advanced Ads」→「広告」と進みます。

⑦「新しい広告」をクリックします。

⑧広告の詳細設定をしていきます。

ここは設定する項目が多いので少し長いです。

【a】
タイトルについては管理しやすいものにします。
アドセンス広告なら「ブログ名|1つ目のh2の上|PC」や「ブログ名|記事の最後の部分|スマホ」みたいな感じにします。
表示する位置とPC用かスマホ用かを区別すると便利だという事です。
Googleアドセンスのレポートを見るとクリック回数やクリック率が分かり分析が出来るので、その為に分けているという形になります。
【b】
広告の種別についてはアドセンスの場合は「アドセンス広告」を選択するのがオススメです。
(「プレーンテキスト」でも可能ですが)

【c】
GoogleアドセンスとAdvanced Adsの紐付けが終わっていると、上記画像の様にすでにアドセンスで登録してある広告がずらっと出てきますので、使用するものを「Load」で選択します。
※Insert new AdSense codeをクリックすると、普通にアドセンスコードをコピペして登録できます。
※Set up AdSense code manuallyをクリックすると、広告スロットIDを入力し、広告タイプを選択する事で登録できます。

【d】
位置はアドセンス広告なら「中央」を選ぶべきかと。
【e】
「Check this if you don’t want the following elements to float around the ad. (adds a clearfix)」にチェックを入れます。
ここにチェックを入れる事で広告の周りに文字が回り込むのを防げます。
※「マージン」については広告の前後左右の余白を調整できますので、実際に表示してみておかしい時に入力する事があります。
※その他の項目についてはいじらなくてOKです。

【f】
表示条件ではいくつもの表示条件を選択する事が可能です。
複数の条件を設定して組み合わせる事も可能ですが、これについては色々やってみるのが良いと思います。
とりあえず「投稿タイプ」で「投稿」を選択しておけば記事に広告は表示されますので、ここではそう設定するという事で先に進みます。

最後に「公開」をクリックします。
アドセンス広告を設置する位置を設定する。
⑨「Advanced Ads」→「設置」と進みます。

⑩先ほど設定した広告を表示させる場所を選べるのが「設置」です。
ここでは例として最初のh2見出しの上に表示する設定を行います。
他にも「2つめのh2見出しの上」でも、コンテンツの前でも、コンテンツの後ろでも色々な場所に設置する事が出来ます。

【a】
ここでは「コンテンツ」を選びます。
【b】
「名前を選択」で入力する名前は管理名です。
管理しやすい名前なら何でもOKですが、手順⑧でつけた広告タイトルと同じで良いでしょう。
【c】
ここでは表示したい広告を選択します。
【d】
最後に「新しい配置を保存」をクリックします。
⑪画面が切り替わります。
配置する場所は自分で色々選べますが、ここでは最初のh2見出しの前に設置するので「前」「1」「見出し2(<h2>)」と選択します。
最後に「配置を保存」をクリックして終了です。

⑫ここまで設定すると全ての投稿ページの最初のh2見出しの前にアドセンス広告が表示されているはずです。
ここまでの設定を繰り返して、広告が表示される個所を増やしていきましょう!

効率的なアドセンス広告の貼り方は下記記事を参考にしてみて下さい。
アドセンス広告を貼る位置は超重要!効果的な貼り方を解説します。
ここでは指定した箇所に一括でアドセンス広告を表示する方法をご説明しましたが、個別の広告を登録し公開した後(手順⑧完了後)に表示される個別のショートコードを貼り付けても広告が表示されます。
1カ所、1カ所手作業で行う必要がありますが、この方法でも広告を設置可能です。
その他ASP広告
当然ですが、Googleアドセンス以外のASP広告の場合はアドセンスと紐付ける必要がありません。
また、成約率を高める関係でピンポイントで広告を設置した方が好都合なのでそのような設定の仕方をしていきます。
①「プラグイン」→「新規追加」で「Advanced Ads」と検索し、インストール&有効化します。
②広告コードをAdvanced Adsの中に登録していきます。
「Advanced Ads」→「広告」と進みます。

③「新しい広告」をクリックします。

④広告の詳細を設定していきます。

【a】
ここは自分で管理上つけるだけの名前なので管理しやすいものを付けます。
あくまで自分の例ですが「【ASP】商品名」みたいな感じにしてます。(【A8】スグヤセール、【afb】筋肉サプリ、みたいな感じ)
【b】
「広告タイプ」についてはプレーンテキストとコードを選んでおけばとりあえずOKです。

【c】
広告パラメーターについては広告コードを貼り付けます。
「phpが出来るように」や「ショートコードを実行」などは必要があればチェックを入れます。

【d】
位置については中央を選択しておくのが無難です。
【e】
「Check this if you don’t want the following elements to float around the ad. (adds a clearfix)」にチェックを入れます。
※「マージン」については広告の前後左右の余白を調整できますので、実際に表示してみておかしい時に入力する事があります。
※その他の項目についてはいじらなくてOKです。
⑤最後に「公開」をクリックします。

⑥「公開」した後にショートコードをコピーして、好きな箇所に貼り付けるとそこに広告が出現します。

また、Advanced Adsを有効化すると記事編集画面に「広告を追加」ボタンが表示されますので、そこから記事中にショートコードを貼り付けてもOKです。

Advanced Adsで広告が表示されない時の対処法。
Advanced Adsできちんと設定したのに広告が表示されない時は下記を疑ってみてください。
- ブラウザの広告ブロッカーが動いているのではないか?
→別のデバイスでサイトを確認してみて、広告が表示されている場合は怪しい。 - JavaScriptに影響を与える系のプラグインを使用していないか?
→これらのプラグインはAdvanced Adsと相性が悪い場合がある。 - phpのバージョンは最新か?
→phpのバージョンが古いと不具合が出る事がある。
この記事のまとめ。
Advanced Adsの設定方法・使い方について説明してきました。
詳細に説明するとキリが無くなってしまう程深いプラグインなのですが、「要は広告コードを登録して好きな場所にショートコードを貼ればOK」とも言えます。
もし設定が難しいと感じたら、シンプルに考えて「広告コードを登録して、好きな場所にショートコードを貼る」という形で使ってみて下さい。
広告を貼るにはアドセンス広告なら各テーマに付属している機能を使えばまあOKな場合もありますが、他ASPだと中々そうはいきません。
(というかアドセンス広告でもAdvanced Adsを使った方が色々出来て有利です)
遅かれ早かれ、Advanced Adsを使いこなせるようになっていきましょう!
今回の内容は以上です。

最後までお読み頂きありがとうございます!