2017年09月21日 沖縄の海
フライボードで沖縄の海を舞う!

ハリウッドのセレブたちも続々挑戦
フライボード、正式名称「ウォータージェット・フライボード」は、フランス人のジェットスキー世界選手権王者であるフランキー・ザパタが考案したものです。
世界28カ国で発売されるやいなや、欧米圏を中心にたちまちブームとなりました。
ジャスティン・ビーバーやレオナルド・ディカプリオらハリウッドのセレブたちも続々とトライするようになっています。
水面から9m近くも上昇し、鳥の視点で世界を眺めることのできる爽快感、空中高くからイルカのように水中へダイブする緊張感、トリッキーなアクションを決めた時の満足感。
マリンスポーツとは一線を画し、水上でありながら空中にも滞在できる楽しみがあるのです。
フライボードの構造はいたってシンプル。
水上バイクや陸上に設置した装置から、高圧の水を柔軟性のあるホースを通じて水圧ブーツへと送り込みます。
すると、水圧ブーツから勢いよくジェットのように水が吐き出されて空に浮かぶという仕組みです。
世界選手権レベルのフライボーダーは15m近くまで浮かぶことができます。
10~15分で空中に浮かべる!?
みなさんが一番気になるのは、どうやってフライボードを扱うか、ではないでしょうか?
姿勢のコントロールは足を使って行い、サーフィンやスケートボードに似た感覚で操ります。
よりコントロールしやすいよう、両手に別のノズルを握って補助することもあります。
ホースは360度回転する構造になっているので、からまって落下する心配はありません。
最初は海面に立ってみるトレーニングから始めます。
海面で垂直に立てないと、水圧を高めても浮かび上がらず、ただ前後左右へ動くだけになってしまいます。
膝や足首を傾けないように姿勢を維持するには少しコツが必要ですが、早い方なら10分程度で浮かべるようになるようです。
ジェットスキーのように免許も必要としませんが、プランによっては年齢制限を設けているところもあるので、事前に確認してください。
初心者が体験初日に浮かべる高度は1~2mほど。
これ以上は危険とみなされ、インストラクター側からストップされます。
ビギナーでも2m以上浮き上がることを売り文句にしているプランがあれば、安全管理を軽視している可能性もあるので注意してください。
沖縄でフライボードを満喫するには?
沖縄では宜野湾を中心に、名護、恩納村や石垣島など、各所でフライボードを体験することができます。
料金はプラン内容によって幅がありますが、1名7,000円~15,000円ほど。インストラクターの指導を受けることができ、子どもや1人参加可能なプランも用意されています。「青の洞窟ツアー」やジェットスキー体験、バーベキュー付きなど、フライボード以外のアトラクティブもよくチェックして選びたいものです。
※画像の砂浜は恩納村のムーンビーチです
道具は用意されているので、水着とタオルだけ持てばOK。
ヘルメットやライフジャケットも準備されていますが、ケガや事故が心配な方は保険に加入しておくとよいでしょう。
当日加入の掛け捨て保険付きプランもあります。
安全に十分注意して、存分に沖縄の海で空に舞いあがってみてください。
それでは、よい旅を!