ここではカテゴリーとタグの違いと使い分けについて説明していきます。
ブログを運営していく上でカテゴリーとタグという概念をしっかり理解しておくと、構造的に見やすいブログになりSEO的にも高評価です。
「今まであまり考えずカテゴリーとタグを割と滅茶苦茶に使っていた(汗)」という方がいらしたら、是非参考にしてみて下さい。

この記事、多少長くなりますので要点をまとめておきます↓
- カテゴリーもタグも記事を分類するもの。
- カテゴリーは必須で階層構造が作れる。1記事につき1カテゴリー。
- タグは必須ではなく階層構造は作れない。1記事につき複数設定OK。

本文も読んでみて下さいね~!
カテゴリーとは記事を分類する上で設定必須なもの!
カテゴリーとは何なのかについて、まず端的に述べます↓
- カテゴリーとは記事を分類するもので1記事につき1カテゴリーは必ず設定しなければならない。
- カテゴリーは1記事に複数設定できるが、1記事1カテゴリーでOK。
- カテゴリーの特徴は階層構造が作れる事。
- 同じカテゴリーが設定された記事一覧ページがカテゴリーページ。

カテゴリーはブログのサイドバーによく表示されてますよね。

以下、カテゴリーについてポイントを説明していきます。
カテゴリーとは記事を分類するもので1記事につき1カテゴリーは必ず設定しなければならない。
カテゴリーは記事を分類する要素です。
そして、1記事につき1カテゴリーは必ず設定する必要があります。
記事を書く際にチェックマークを入れてカテゴリーを設定します↓

もし、カテゴリーを設定しないで記事を書いたとしても、「設定」→「投稿設定」の画面で選ばれているカテゴリーが勝手に記事に設定されてしまいます。
カテゴリーは1記事に複数設定できるが1個でOK。
ちなみにカテゴリーは記事編集画面で、1記事につき何個も設定できますが、1つだけにしておきましょう。
1記事にいくつものカテゴリーを設定してしまうと、サイト構造的におかしくなりますので。
1記事1カテゴリーでシンプルで分かりやすいブログにしましょう。

どっちのカテゴリーにしようかな~って迷う時も、どちらか1つにしましょう。
1記事1カテゴリーだと上手く分類しきれない場合は、後述するタグも一緒に使って分類します。
カテゴリーの特徴は階層構造が作れる事。
カテゴリーの特徴は階層構造が作れることです。
図で説明すると一瞬なので、図を用意しました↓

このように大きい概念から小さい概念、という感じでカテゴリーを設定する事ができます。
適切に階層構造を作ることが出来れば見る人にとって分かりやすいブログになるでしょう。
逆に何も考えずに行き当たりばったりでカテゴリーの階層構造を作ってしまうとカオスになってしまって、SEO的にも不利になります。

後から後悔しないように、最初にある程度は考えよう!
※ちなみにカテゴリーで階層構造を作らなくても、それはそれでOKです。
同じカテゴリーが設定された記事一覧ページがカテゴリーページ。
記事をいくつか書いていくと、同じカテゴリーに設定した記事がどんどん増えていきます。
同じカテゴリーをまとめたのが「カテゴリーページ」で、これは自動で生成されます。
このブログにもカテゴリーページができていて、こういうやつです↓
カテゴリーページは「投稿」→「カテゴリー」から編集可能。
カテゴリーページの記事タイトルを変更したり、記事を一覧で並べる以外にも何か説明文を書いたりすることも可能です。

タグは記事を分類するけど必須では無い!
ここからはタグとは何なのかについてまず、端的に述べます↓
- タグとは記事を分類するものだけど別に使わなくてもOK
- カテゴリーと違って階層構造は作れない。
- 階層構造が無いからこそ、柔軟に分類できる。
- 同じタグが設定された記事一覧ページがタグページ。

タグは記事の最初とか最後にこんな感じで載ってるよ↓

カテゴリーとタグの関係は図にすると分かりやすいでしょう。

カテゴリーもタグも記事を分類する為のものですが、お互いに独立していて干渉はしていません。
- 必ず必要で、階層構造が作れるのがカテゴリー。
- 別に使わなくても良くて、階層構造は作れないけど、カテゴリーでは分類しきれない細かい所まで手が届くのがタグ。
イメージ的にはこんな理解でOKです。
以下、タグについてポイントを説明していきます。
タグとは記事を分類するものだけど別に使わなくてもOK
タグはカテゴリーと同じように、記事を分類する要素です。
ただし、カテゴリーと違うのは別にタグを使わなくてもOKだという事。
必要なければ使う必要はありません。
カテゴリーと違って階層構造は作れない。
タグはカテゴリーと違って階層構造は作れません。
どれだけ沢山のタグを作っても、親・子供・孫といった関係性にはならず、全て並列で平等な要素です。
階層構造が無いからこそ、柔軟に分類できる。
タグは階層構造が無いですが、だからこそカテゴリーと違って難しいことをあまり考えずに使えるとも言えます。
カテゴリーは後から考え無しに変更したらサイト構造がカオスになる事もあります。
計画性がある程度必要なカテゴリーに対して、タグは大分気楽に使えます。
ただし、それでもタグをあまりにも過剰に設定しすぎると意味が分からなくなります。
タグを使いたいなら自分でしっかり管理できる範囲で使用しましょう。
(インスタグラム等では#タグを使いまくる人もいますが、インスタと違い、ブログのタグは過剰に使うのは控えた方が良いです)

1記事につき、つけても3つくらいかな…?
同じタグが設定された記事一覧ページがタグページ。
カテゴリーページと同じように、タグにもタグページというものがあります。
こちらも「投稿」→「タグ」で編集する事ができます。
ただし、どちらかというとカテゴリーページをしっかり作る方が重要ですね。

タグは普通に付け忘れたりするので、そんなに使わない人も多いイメージ。
カテゴリーとタグの違いや注意点を表でまとめます。
ここで一度カテゴリーとタグの違い、注意点を表でまとめたいと思います。
カテゴリー | タグ | |
必須かどうか | 必須。 | 必須ではない。 |
階層構造 | 階層構造が作れる。 | 階層構造は作れない。 |
注意点 | 一番初期にしっかり考えないと混沌としたサイト構造になてしまう。 | タグを使いすぎると訳が分からなくなる。 |
カテゴリーとタグの使い分けについて解説!
カテゴリーとタグの使い分けについて基本的な部分を説明してきます。

ざっとまとめるとこんな感じです↓
- 基本はカテゴリーによる記事分類なので、一番最初にカテゴリーの構造をしっかり考える。
- カテゴリーの構造は「大きい概念」から「小さい概念」に下ろしていくイメージ。
- 最初から完璧なカテゴリー設計など出来ないので、後から追加したりするのも別に悪くない。
- タグはカテゴリーとはまた別であり、カテゴリーよりは柔軟なのでカテゴリーを補うイメージで使っていくのが良い。

詳しく説明していくよ!
ブログの記事を分類するのはSEO上も大事だし、読者にとってもしっかり分類されたブログは見やすいです。
ですので、一番最初にしっかりとカテゴリーの設計をしましょう。
設計というと大げさですが、大きな概念の親カテゴリーを考え、子カテゴリー、孫カテゴリーはどんどん要素を小さくしていく感じです。

抽象的なカテゴリーから、より具体的なカテゴリーになっていくイメージです。
もちろん、ブログは運営してくとどんどん変化していくものなので、どれだけ最初にしっかりカテゴリーを考えても後から変更しなくてはいけない場合もあります。
そんな時は既存のカテゴリーの秩序を乱さないようにカテゴリーを変更するのもあり。
タグについては、カテゴリーと違って階層構造がないのでより柔軟に使えます。
カテゴリーだけでは分類しきれないけど、もうちょっと詳しく分類したい。
そんな時にタグを使うといいでしょう。
今回の内容は以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました!