ブログのお問い合わせフォームから毎日届く迷惑メールがうざい…!
そんな思いをもうしない為にContact Form 7で出来る、営業やスパムなどの迷惑メールへの対処法を解説します。
この方法を試す事でより快適なブログライフが満喫できますよー。

毎朝メールボックスを見るとスパムと営業のメールが入っててむかつく。

Contact Form 7でちょこっと設定するだけで大分違うからやってみて!
Contact Form 7で営業やスパム等の迷惑メールに対処する方法。
Contact Form 7でお問い合わせフォームを作っている場合、ちょっとした設定を行う事で営業やスパムなどの迷惑メールを無くすor減らす事が可能です。
僕が実践しているのは以下の3つ。
- 「営業お断り」と明言する。
- 「承諾確認」を設定する。
- GoogleのreCAPTCHAを設定する。
これらの3つの内、全部を使っても良いし、効果さえあるなら全部じゃなくても良いです。
という事で以下、個別に説明していきます↓
「営業お断り」と明言する。
お問い合わせフォームを設置している固定ページに、「営業や売り込みのメールをお断りします」という旨の文を目立つように載せておきましょう。
手動でメールを送っている営業の方はこれでメールを送ってくる可能性がグっと下がるはずです。
僕はこんな感じでお問い合わせフォームの冒頭にお断りの文章を載せてます↓

実際のお問い合わせページではこんな感じで表示されます↓

この方法は手動でメールを送ってくる方々には一定の効果はあります。
しかし、機械的にスパムを送っている奴らには効果がありませんので、別の方法も併用する事をお勧めします。
「承諾確認」を設定する。
Contact Form 7で「承諾確認」を設定するとスパムに対して一定の効果があります。
承諾確認とはこういうやつです↓

チェックを入れないと先に進めない仕組み。

「承諾確認」の設定方法について解説していきますね!
①ダッシュボード画面の「お問い合わせ」→「コンタクトフォーム」と進み、「承諾確認」を加えたいコンタクトフォームを選択します。
②コンタクトフォームの編集画面で「承諾確認」を選択しクリックします。
設置する場所は「送信」のすぐ上。

③「承諾確認」をクリックしたら下記の様なボックスが表示されますので設定していきましょう。

- ①の同意条件に入れる言葉は何でも良いのですが自分は「営業や売り込みではありません。」としています。
- ②「チェックボックスを任意選択にする」からはチェックを外します。
- 最後に③「タグを挿入」をクリックすると完成です。
お問い合わせフォームの送信ボタンの上にチェックボックスが設置されているはずですので、確かめてみて下さい。
Contact Form 7の編集画面で<label> </label>で囲まれている要素があると思います。
labelは文字通りラベルで、<label> </label>の間に説明書きを入力する事でユーザビリティを向上させる事が出来るのです。
例えば
<label> お名前 (必須)
[text* your-name] </label>
という要素はお名前入力欄の前に「お名前(必須)」という説明がついています。
これは<label> </label>で囲まれているから、説明書きが表示されるのです。
ちなみに承諾確認の場合は、特に説明書きが必要ないと思っているので僕は現在はlabelは使ってません。
承諾確認を設置するとかなり効くのですが、それすら突破してしまう高度な(?)プログラムを使ってスパムを送っている奴らには効きません。
もし、「まだ迷惑メールが来るな…」と思う場合は、次のreCAPTCHAを使ってみましょう!
GoogleのreCAPTCHAを設定する。
GoogleのreCAPTCHA(リキャプチャ)を利用すると、機械的に送られてくるスパムに対してかなりの効果があります。
reCAPTCHAとは、端的に言うと機械的にスパムを送ってくるような悪質なアクセスからブログやサイトを守る仕組みです。
「私はロボットではありません」というチェックボックスを見た事があると思いますが、あれがreCAPTCHAです。

このreCAPTCHAはGoogleが提供するサービスで、無料で使用できます。
これを設定する事で、お問い合わせフォーム経由でスパムメールが送られてくるのを防止出来るのです。

という事でやり方を説明していきますね。
①My reCAPTCHA のページに行きます。(Googleアカウントが必須です)
②サイト登録画面で必要事項を入力していきます。(画面が縦に長いので2分割して説明します

- ラベル:管理上の名前。reCAPTCHAで保護するサイトは複数個登録可能なので、サイト毎に管理上の名前を付ける。(僕はドメインそのままにしてます)
- reCAPTCHAタイプ:v3とv2がありますが、基本的にはv3でOK。v2は簡単なチェックボックスが表示されて、v3ではチェックボックスが表示されない。
- ドメイン:保護したいサイトやブログのドメインを入力する。https無しのドメインを入力する。

- reCAPTCHA利用条件に同意する:チェックします。
最後に「送信」をクリック。
③サイトがGoogleのreCAPTCHAに登録出来たら、サイトキーとシークレットキーが取得できるようになります↓

これらのキーをContact Form 7に登録していきます。
④ダッシュボード画面で「お問い合わせ」→「インテグレーション」と進み、「インテグレーションのセットアップ」をクリック。

⑤遷移した画面で手順③でコピー出来るようになったサイトキーとシークレットキーをコピペします。

これでreCAPTCHAの設定が出来ました!
reCAPTCHAを設定すると、スパムメールがかなり減りますよ!
それでも営業やスパムのメールが来る時は…
ここまで紹介したような対策を行えば、ほとんど営業や売り込み、スパムメールなどは来なくなります。
ただ、それでも迷惑メールが止まらない場合は下記の対策も行いましょう。
- IPアドレスでブロックする。
- 迷惑メール設定を行う。
個別に説明していきます。
IPアドレスでブロックする。
Contact Form 7を介して送られてくるメールの送り主のIPアドレスですが、簡単な設定を行う事でわかるのです。
ですので、迷惑メールをしつこく送ってくる奴はIPアドレスでブロックして自分のブログに侵入できないようにしてやりましょう。
①ダッシュボード画面の「お問い合わせ」→「コンタクトフォーム」と進み、設定したいコンタクトフォームの編集画面に行きます。
②「メール」のタブを選択し、メッセージ本文の部分に
差出人IPアドレス:[_remote_ip]
と入力しておきましょう。

これでお問い合わせフォームからメールを送ってきた人物のIPアドレスが分かるようになります。
後は使用しているサーバーの管理画面で、当該IPアドレスからのアクセス拒否設定を行えば対策完了です。
迷惑メール設定を行う。
最後に、一番基本的な対策です。
これはContact Form 7の設定ではないのですが、使っているメールの方で迷惑メールをはじく設定をしておきましょう。
- 外国語のメールを受け付けない。
- リンクが沢山含まれるメールを受け付けない。
などの基本的な設定をしておく事で、Contact Form 7で設定した対策をすり抜けてくる迷惑メールをゴミ箱行きにしてやります。

ここまでしておけば完璧だね!
ちなみにこれはやり過ぎると有益なメールなども除外してしまうので注意が必要です。
最後に。
必要としない営業や売り込み、スパムなどの迷惑メールへの対処法を述べてきました。
ここで説明したものは一度設定してしまえば、後は放置でも効果を発揮し続けてくれるものです。
特にメール送信者のIPアドレスが分かるような設定は、誹謗中傷をしてくるような輩への抑止力としても働きます。
設定しておいて損はありませんので、ぜひやってみて下さい!

迷惑メール対策をしっかりして素敵なブログライフを!
今回の内容は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。