ドメインの精査を行うAhrefs(エイチレフス)ですが料金が少し高いですよね…
そこでここではAhrefs(エイチレフス)が高いと感じた時に代わりに使える「ドメインスコープ」というツールを紹介します!
少しでも経費を抑えたいと思っている方はぜひ参考にしてみて下さい!

エイチレフスの月額使用料が高いんだけど…

ドメインスコープならコスパが良いから、自分に合うかどうか試してみても良いかもね。
【最初に結論まとめ】Ahrefs(エイチレフス)が高いならドメインスコープがオススメ!

ドメインの精査をしたいならドメインスコープというツールがオススメなので、ぜひ検討してみてください。
ドメインスコープは料金が安くて、機能が幅広く、高性能です。
ドメインスコープは全部で4プランありますが、フリープランとミニプランはかなり機能が制限されていて使い勝手が良くないですので、スタンダードプランを契約するのが良いです。
無料でドメインをチェックしたいのであれば、ウーバーサジェストの無料プランが一番優れています。
お金を払う中で一番コスパが良いのはドメインスコープのスタンダードプランです。
ドメインについている被リンクや運用歴、DRやURと言った数値などを確認するにはAhrefs(エイチレフス)というツールが非常に有名で、かつ高性能です。
筆者もエイチレフスを長い間使っていましたが、欠点として料金が高いという事が挙げられます。
エイチレフスは一番安いライトプランでも12,650円(税込)かかります。(2022年4月時点)
これは中々高いですよね。
一方でドメインスコープは一番バランスのいいスタンダードプランでも月額5,000円(税込)と、エイチレフスの半額以下。
価格は安い上に、ドメインスコープではエイチレフスで出来る事は大体できてしまい、かつエイチレフスで出来ない事も出来てしまうのです。
もちろんエイチレフスで出来てドメインスコープで出来ない事もありますが、中古ドメインのチェックや競合サイトの強さを調べる程度の目的ならあまり問題はないです。
以下の表で、エイチレフスのライトプランとドメインスコープのスタンダードプランの機能を比較してみました。
(チェックできる項目ごとに○×で示しています)
エイチレフス (ライトプラン) | ドメインスコープ (スタンダードプラン) | |
DA・PA | × | ○ |
DR・UR | ○ | ○ (独自の係数が加わる) |
スパムスコア | × | ○ |
リダイレクトの有無 | × | ○ |
参照ドメイン数 | ○ | ○ |
政府系参照ドメイン数 | ○ | ○ |
教育系参照ドメイン数 | ○ | ○ |
被リンク数 | ○ | ○ |
被リンク数(dofollow) | ○ | ○ |
Wayback Machineの履歴数 | × | ○ |
当該ドメインの購入可否 | × | ○ |
被リンクの詳細 | ○ | △ (数に制限あり) |
被リンクのアンカーテキスト | ○ | × |
競合サイト | ○ | × |
オーガニックトラフィック | ○ | × |
オーガニックキーワード | ○ | × |
発リンク | ○ | × |
中古ドメインを選定するにあたって絶対に知りたい情報がリダイレクトの有無とスパムスコアですが、実はエイチレフスではこの2つがチェックできないんです。
一方でドメインスコープはしっかりとチェックできるので、この時点で中古ドメインの選定については単独ならドメインスコープに軍配が上がります。
ドメインスコープは中古ドメインの選定とライバルサイトのチェックに必要な情報を1つで完結してチェックできる優れものなのです。

必要な情報を1つでチェック完了できる便利さがウリです。
エイチレフスはエイチレフスで当該ドメインについている被リンクについては、ドメインスコープよりも詳しくチェックする事が出来ますので、その点は良いですね。
ただし、中古ドメインを探す場合、どれほど詳しくチェックしても良いドメインかは使ってみるまで分かりません。
チェックが正確なら、良いドメインを引き当てる打率は高まりますが、それでも100%にはならないのです。
なので、個人的な意見ではドメインスコープでさっさと必要な情報を素早くチェックして、数多くの中古ドメインにあたっていくのが理想だと思います。
もちろん、エイチレフスを見て100%かそれに近い打率で当たりドメインを選定できる自身がある人はエイチレフスでもいいと思います。
ただし、価格が安いのはドメインスコープなので、基本的にはドメインスコープがオススメです。

これは僕の感想・意見ですので、その点はご了承下さい。
Ahrefs(エイチレフス)の料金が高いのは事実。

前章でも述べましたが、Ahrefs(エイチレフス)の料金は高いです。
試しに代表的なドメインチェックツールの価格(同ランクのプラン同士)を比較してみましょう。
Ahrefs(ライトプラン) | 月額12,650円(税込) |
ドメインスコープ(スタンダードプラン) | 月額5,000円(税込) |
MOZ(ミディアムプラン) | 月額179ドル(1ドル120円だと21,480円) |
ウーバーサジェスト(ビジネス) | 月額4,999円(税込) |
それぞれ同程度のプランで比較しています。
その中でMOZは断トツで料金が高いですが、エイチレフスが堂々の2番目の料金の高さ。
ウーバーサジェストとドメインスコープは1円差でウーバーサジェストが最安値となりました。
中古ドメインで使えるものを探すために、どれか一つだけしか選べないとしたらドメインスコープ一択になります。
ドメインスコープはスパムスコアとリダイレクトチェックが両方できるからです。
お金がかかってもいいから、超正確に多くの情報が欲しい場合はエイチレフスとドメインスコープを両方契約すると良いでしょう。
1円でも安く!という場合はウーバーサジェストが安いです。
ただ、その1円の差でドメインスコープを契約すれば、リダイレクチェックとスパムスコアもわかるので、ドメインスコープがオススメではありますが…
Ahrefs(エイチレフス)の約半額で使えて、機能豊富なのがドメインスコープ!

ここまで繰り返し述べてきましたが、エイチレフスの約半額で使えて、機能も豊富なのがドメインスコープです。
コスパ重視ならドメインスコープ、データ量重視ならエイチレフスが選択肢に入ってくるでしょう。
ここからはドメインスコープのメリットとデメリットについて述べていきたいと思います。

ちなみに僕はエイチレフス、ドメインスコープ、MOZ、ウーバーサジェストについては全部使った事がありますので、その経験に基づいています。
ドメインスコープのメリットは?
ドメインスコープのメリットは「ドメインスコープだけで中古ドメインを選定するのに必要な機能がすべて揃ってしまう」という事です。
リダイレクトのチェックとスパムスコアのチェックは中古ドメインを吟味するにあたってDA・PA、DR・URと並んで非常に重要なのですが、それらのサービスを提供しているツールが少ない現状があります。
リダイレクトのチェックは「ドメイン転生」、スパムスコアは「MOZ」でチェックは出来ますが、両方チェックしたいならそれぞれ別で契約する必要があり、非常に経費が高額になります。
一方で、ドメインスコープは中古ドメインのチェックに必要な機能を、ドメインスコープだけで揃える頃が可能なので、非常に経済的といえます。
これはドメインスコープの大きなメリットと言えますね。
ドメインスコープのデメリットは?

ドメインスコープのデメリットですが、僕が感じるのは主に2つです。
- 多くのドメインをいっぺんにチェックしようとすると結果が表示されるまでに時間がかかりやすい事。
- 詳細まで確認できる被リンクの数がDRの強さ順に上から10個まで(スタンダードプランの場合)という事。
ドメインスコープは、それ一つで多くの項目をチェックするため、一度に多くのドメインをチェックしようとすると結果が表示されるまでにかなり時間がかかってしまいます。
この結果が出るまで待つ時間が非常にもどかしいのはデメリットですね。
また、ドメインスコープでは対象ドメインについている被リンクを一つ一つチェックできますが、それはDRの強さ順番に上から10個までです。
例えば対象ドメインに100個被リンクがついていても、その内の強い順に10個までしかチェックできないのは微妙と言えますね。
被リンクは被リンク元がどれだけ強いかが重要なので、極論を言えば強い順に10個くらいチェックしない事も多いのですが、全部チェックしたい時もあるので、この点はドメインスコープのデメリットと言えます。
ドメインスコープの使い方は?
ドメインスコープの使い方は非常に簡単です。
ドメインスコープにログインして次のように操作します。

①ドメインを入力する欄があるので、そこにドメインをコピペするなり手入力なりする。
②「ドメインチェック開始」というボタンをクリックして待つ。
③下記の様にドメインチェックの結果が一覧で表示されるので、確認する。

④結果一覧の一番左に「詳細」とあるので、それをクリックすると詳細なデータが見れる。


以上がドメインスコープの主な使い方です。

簡単だよ。
どんな人にドメインスコープはオススメ?
ドメインスコープは中古ドメインをエキスパイアードドメインなどを使って、自分自身の力で中古ドメインを発掘しようとする方に非常におすすめです。
業者から中古ドメインを買う場合でも、ドメインオークションで買う場合でもおすすめです。
それは中古ドメインの優劣を示す数値をもれなくカバーしてチェックできるからですね。

ちなみに下記記事ではエキスパイアードドメインについて詳しく説明していますので、よかったら参考にしてみて下さい。
Expired Domainsの使い方のコツを超分かりやすく解説!
また、普通にブログを運営して競合のドメインパワーなどを参考にした上でネタ・キーワード選定をしたいいという方にもおすすめです。
いくらコンテンツを充実させても、被リンクやドメインパワーで負けていたら中々勝てないのが現状ですので…
逆に新規ドメインからブログを始め、特にSEOを気にせず運営していくという方にはドメインスコープは必要ないと思います。
ご自身の状況や目的に合わせて賢く利用したいところです。
この記事のまとめ。
Ahrefs(エイチレフス)の料金が高いので、代わりのドメインチェックツールを探している方の為にドメインスコープを紹介させて頂きました。
ドメインスコープはコストパフォーマンスが非常に高いツールです。
なぜならば、ドメインスコープ(スタンダードプラン)は
- エイチレフス(ライトプラン)の半額程度の料金で
- エイチレフスには無い機能(リダイレクトとスパムスコアのチェック)があり
- その他の機能もエイチレフスと同等程度
だからです。
もちろんエイチレフスの方が詳細に被リンクを調べられるという事はありますが、あそこまでの詳細データは中古ドメインのチェックとしては必要ではないのかなと個人的には思っています。
ドメインスコープが絶対とは言いませんし、目的によってはエイチレフスの方が優れている場面もあるので何とも言えません。
しかし、エイチレフスの料金の高さに悩んでいるならドメインスコープ(スタンダードプラン)を試してみても良いでしょう。
ちなみにドメインスコープは無料でお試しも出来ますが、無料(フリープラン)の場合は機能がかなり制限されてしまい、ドメインスコープの良さはあまり分かりません。
しっかりとドメインチェックをしたい方はスタンダードプラン以上を選択すべし。
(逆に言うとそれくらいの真剣度がないと、ドメインチェックツールはあっても使わなくなります)
今回の内容は以上です。

最後までお読み頂きありがとうございました!