エックスサーバーでWordPressをインストールしようとした時に「MySQLユーザーの追加設定可能な上限数に達しているため追加できません。」とエラー表示されて困っている方の為の記事です。
そのような場合の対処法を説明していきますので、参考にしてみて下さい。

「MySQLユーザーの追加設定可能な上限数に達しているため追加できません。」って出てきてどうしていいか分からない!

対処法をしっかり教えるから大丈夫!
エックスサーバーでMySQLユーザーの追加設定可能な上限数に達しているため追加できません。とエラーが出る原因
エックスサーバーでブログやサイトを沢山作成していると、WordPressをインストールしようとした時に
MySQLユーザーの追加設定可能な上限数に達しているため追加できません。
とエラー表示され、WordPressがインストール出来ない事があります。

MySQLとはざっくり言うと「データベース管理システムであり、シンプルな操作で簡単にデータを取得したり使用したりできるようにしてくれるもの」です。
WordPressで利用されていて、MySQLデータベースが無いとWordPressは動きません。
WordPress1つに付き1つのMySQLが必要になります。
そして1つのMySQLにつき(初期設定では)1つのユーザーが対応しています。

ちなみに1つのMySQLに対して、複数のMySQLユーザーにアクセス権を持たせる事はできます。
が、そんな事をやってると僕は混乱するのでやっていません(汗)
エックスサーバーではMySQLそのものはいくつでも作成できるのですが、そのユーザーの数をプランによって制限しています。

- スタンダードプランではMySQLユーザー数は50まで。
- プレミアムプラン・ビジネスプランではMySQLユーザー数は70まで。
と決まっています。
ですので、WordPressブログをエックスサーバーで沢山作っちゃうと、MySQLユーザーの数が制限を超えてしまい、WordPressをインストール出来なくなってしまうのです。
MySQLユーザーの追加設定可能な上限数に達しているため追加できません。の対処法
この場合の対処方ですが、単純明快です。
MySQLユーザーの数を減らしましょう。
使っていないMySQLユーザーが存在するなら、そのMySQLユーザーを削除する事です。
MySQLユーザーの削除について説明しますね。
①サーバーパネル画面で「データベース」の「MySQL設定」をクリックします。

②「MySQLユーザ一覧」のタブを選び、消したいMySQLユーザーの横にある削除ボタンを押して消していきます。

③MySQLユーザーとMySQLデータベースは別なのですが、ほとんどの場合1:1で対応しているはずです。
ですのでMySQLユーザーを消したら、そのMySQLユーザーがアクセス権を持っていたMySQLも消しておきましょう。
「MySQL一覧」から消したいMySQLデータベースを選択し、横の削除ボタンで消せます。

※ちなみにサーバーパネル画面の「WordPress簡単インストール」で、各ドメインで使用しているMySQLデータベースとMySQLユーザー名を確認する事が出来ます。

↓

※というか基本的にはブログを作った時点でMySQLデータベース名、MySQLユーザー名は控えておくべきであり、もしブログを削除などしたら、MySQLとMySQLユーザーをその都度削除してしまうのが一番いいですね。
ちなみに、もし全てのMySQLユーザーを使用している場合はプランをアップグレードするしかありません。
既にプレミアムプランかビジネスプランを契約していて、MySQLユーザーの制限数を増やせない時は、また新たなアカウントでサーバーを契約し、そちらで新たにWordPressブログを立ちあげましょう。
(あまり無いとは思いますが…)
この記事のまとめ。
MySQLユーザーの数を減らし、エックスサーバーの各プランで設定されているMySQLユーザー数の制限内に収める事が出来れば、またWordPressをインストールする事が出来るようになります。
また、万が一間違って使用しているMySQLユーザーやMySQLデータベースを削除してしまうと面倒な事になりますので、しっかり確認してから削除しましょう。
今回の内容は以上です。

最後まで読んで下さりありがとうございました。