サイトマップを作ってGoogleにサイト構造をしっかり伝える事は超重要です。
ここではプラグイン「XML Sitemaps」の設定方法と使い方について説明していきます!
意外と初期設定のまま放置したりしているものなので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。

XML Sitemapsって設定要らないの?

いや、全力で設定が必要です。
【2022年6月追記】XML-sitemapsはセキュリティ上問題がある可能性が出てきました。XML Sitemap & Google Newsというプラグインが代わりとしてオススメです。
XML Sitemapsとはどんなプラグイン?

XML Sitemapsとはサイトマップを作成しGoogleに伝えてくれるプラグインです。
厳密に言うと、サイトマップには2種類あります。
- HTMLサイトマップ
読者向けのサイトマップです。このブログで言うと全記事一覧ページがそうです。 - XMLサイトマップ
検索エンジン向けのサイトマップで、検索エンジンにサイトの構造やデータを分かりやすく伝えるものです。
XML Sitemapsとは文字通り、XMLサイトマップを作成してくれるプラグインという事です。
※今回、この記事でサイトマップと言ったらXMLサイトマップの事を意味します。
サイトマップを作って検索エンジンに伝える事で、SEO効果があります。
実際に自分もいろいろなドメインを試している中で、サイトマップを作り忘れていたケースがありました。
中々インデックスしなくておかしいなと思っていたのですが、XML Sitemapsでサイトマップを作る事ですぐに検索エンジンに記事がインデックスされた経験もあります。

意外と重要ね。
Google XML Sitemapsが無い?消えた?
「XML Sitemaps」は元々は「Google XML Sitemaps」というプラグインでした。
名前が変更された為、現在は「Google XML Sitemaps」は検索しても存在しません。
XML Sitemaps=昔のGoogle XML Sitemapsなので、XML Sitemapsを使えば問題ありません。
プラグイン名を検索欄に入力して、下の方に下がっていくとXML Sitemapsが見つかるはずです。
もし見つからない時はプラグインの作者名「Auctollo」で検索すると出てきますよ!
XML Sitemapsの設定方法と使い方を解説!
XML Sitemapsの設定方法と使い方について説明していきます。
WordPressのダッシュボード画面左側の「設定」→「XML Sitemap」と進んで設定していきましょう。
設定する項目は
- 基本的な設定
- 投稿の優先順位
- Sitemap コンテンツ
- Change Frequencies
- 優先順位の設定 (priority)
の5つ。
これらの設定が終わったら、Googleサーチコンソールにサイトマップを登録します。
という事で設定方法を項目ごとに順番に説明していきますね!
基本的な設定

「基本的な設定」では「HTML形式でのサイトマップを含める」からチェックを外します。
これ以外はデフォルトでOKです。
チェックを外す理由ですが、「HTML形式でのサイトマップを含める」にチェックが入っていると、時々サーチコンソールでエラーが発生するから。

送信するサイトマップはXML形式だけで十分なので、HTML形式のサイトマップを送信する必要はありません。
投稿の優先順位

「投稿の優先順位」では「優先順位を自動t系に計算しない」にチェックを入れましょう。
(デフォルトでは「コメント数」にチェックが入っています)
ここはこれでOKです。
後程「優先順位の設定 (priority)」で投稿の優先順位をこちらで設定していきます。
Sitemap コンテンツ

「Sitemap コンテンツ」ではXMLサイトマップとして出力するコンテンツを設定します。
自分のサイトでXMLサイトマップに載せたいものを選択しましょう。
- ホームページ:基本チェックします。
- 投稿 (個別記事) を含める:基本チェックします。
- 固定ページを含める:重要な固定ページがあればチェックします。
- カテゴリーページを含める:カテゴリーページをnoindexにしていなければチェックします。
- アーカイブページを含める:まあチェックしなくてOK。
- 投稿者ページを含める:まあチェックしなくてOK。
- タグページを含める:タグページをnoindexにしていなければチェックします。
- カスタム投稿タイプ CTA を含める:大体の人はチェックしなくてOK。
カスタム投稿タイプとは「投稿」「固定ページ」に次ぐ、第三の記事の形式であり自分で設定します。
設定した覚えがない方はチェックしなくてOKです。
ここでサイトマップに載せるコンテンツと載せないコンテンツを区別するのはGoogleのクロールバジェットというものが関係しています。
クロールバジェットとはGoogleのクローラーがサイトをクロール出来る上限の事。
あまりにもページ数が多いとまだページは残っているのに、全部クロールしないままクローラーが去っていってしまうのです。
限りあるクロールバジェットを有効利用する為に、ここで適切な設定をしておきましょう。
(数千ページを超えるような大規模サイトでないとクロールバジェットが尽きる事は無いようですが、念の為)
Change Frequencies

「Change Frequencies」では自分のサイトのコンテンツの更新頻度を設定します。
サイトマップに「ここはこれだけ頻繁に更新してるよ!」という事を書いてGoogleに伝えるという事ですね。
ここは先ほどの「Sitemap コンテンツ」とも連動していて、そちらでチェックを入れていない箇所は「更新なし」にしておいてOKです。
一般的なブログであれば「ホームページ」と「投稿(個別記事)」は「毎日」。
一日に何記事も書くようなブログなら「毎時」や「常時」を設定しましょう。
「固定ページ」「カテゴリー」などは「毎週」くらいでOKな場合が多いでしょうが、先ほどの「Sitemap コンテンツ」でチェックを入れていないなら、「更新なし」で問題ありません。
優先順位の設定 (priority)

「優先順位の設定 (priority)」では、先ほど設定した「Change Frequencies」と同じ方向性で設定すればOKです。
筆者は上記画像のように設定していますが、「1.0」が最強なので「1.0」を使用してもOKです。
筆者は固定ページを「0.8」にしていますが、Googleに認識してほしいような重要な記事が固定ページになければ、「Sitemap コンテンツ」や「Change Frequencies」でもそれなりの設定にしているでしょうし、ここでも「0」で構わないでしょう。
要はGoogleにクロールしてもらわなくても、全然困らない部分は「0」でOKという事です。
全ての項目を設定したら最後に「設定を更新」をクリックして保存します。
Googleサーチコンソールにサイトマップを登録する。
XML Sitemapsでのサイトマップの設定が終了したら、そのサイトマップをサーチコンソールに登録します。

これを忘れると意味が無いので注意!
Googleサーチコンソールを設定してサイトマップを送信しよう!
XML Sitemapsは絶対必要なプラグインです。
ちなみにWordPress 5.5以降では、WordPressそのものにサイトマップ送信機能が搭載されました。
ですので、WordPressにプラグインXML Sitemapsが不要なのではないかという声も一部ありるのは事実です。

というか最初そう思った…
しかし、現状でもXML Sitemapsを使用しましょう。
WordPressのサイトマップ送信機能はまだ粗削りであり、機能的に足りない部分があります。

それにXML Sitemapsは軽いプラグインなので容量や速度的にもあまり気にしなくてOKです。
サイトマップをしっかりしておかないと、いつまで経っても記事がインデックスされない。
クロールされない。
検出されない。
というような悪夢に陥る可能性もゼロではありません。
しっかりXML Sitemapsを設定していきましょう!
今回の内容は以上です。

最後までお読み頂きありがとうございました!